読書

40回読む

図書館に本を返しに行き、ついでに岩波ジュニア新書のコーナーを見ていたら、桝太一というテレビアナウンサーの本があったので、ちょっと立ち読みしてみた。彼は村上春樹が好きで、中学の卒論で『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を取り上げた…

ピンボール

とか言っている先から、村上春樹の二作目の「ピンボール」が読みたくなった。この小説は二回しか読み通していない。

必要な本

やるべきことから逃げていてはだめだ。やるべきこととは、西田幾多郎の本、エックハルトなどの本を読むことだ。ほんとうに必要な本を読まなければ。あまり読書に向かう気力がないので、量よりも質。本分を忘れてはいけない。

磁力

それから、もう一つ、音楽のような文法で大切なのは、感情だ。わたしは記憶力が弱いので、新しい単語などなかなか覚えられなくて昔から苦労した。しかし口にした瞬間、自分の中で感情が動いた場合はすぐに覚えられることを発見した。すごく腹を立てて口にし…

叫ぶことと書くこと

彼女のパダボルン大学詩学講座を読んでみると、Schrei(シュライ=叫び)とSchreiben(シュライベン=書く)が並んでいる。音的に見ても、意味的に見ても、書くことは叫ぶことと複雑な関係にある。でも、実際に叫びを文字にできるのは、少しは恵まれた環境に…

「世界は文学でできている」シリーズ

いま、沼野充義『やっぱり世界は文学でできている』を読んでいて、あと少しで読み終わるんだけど、いまふとアマゾンで「沼野充義」で検索してみたら、この「世界は文学でできている」シリーズの第三弾、『それでも世界は文学でできている』が、今月の3月18日…

ドイツ語圏

いま気づいた。自分は英語圏の本はほとんど読んでいないけど、ドイツ語圏の本は、いくらか興味深く読んでいる。とは言っても、数えられるくらいだけれど。ユング、フロイト、エックハルト、ニーチェ。このへんの人たちの本をこれから時間をかけて追求してい…

語学、トリストラム・シャンディが読みたい

ところで、先日アマゾンで購入した、『表現のための実践ロイヤル英文法』が届いたので、久し振りに英語を勉強できるといいなあ、なんて思っている。村上春樹が「無人島に持っていきたい」と絶賛していたから買ったんだけど、帯を見ると、翻訳家の柴田元幸も…

146ページ

『やっぱり世界は文学でできている』は、146ページまで読みました。今日はここまでにしておきます。沼野さんが、二つの背反することを同時にやりなさい、もっと外国語を勉強しなさい、と言っていたので、自分も英語を勉強するか、と思いました。さっき、英文…

人工的な言語

そういうふうに日本の近代文学、あるいは日本の学問には、実際にはロシア語なり英語なりフランス語なりの基礎がある。そしてそれが百五十年間続く中で、われわれのように翻訳をしてきた人が寄ってたかって作りあげてきた、翻訳と混ざった日本語ができたわけ…

逃避の積極的な意味

逃避というと悪い意味で使いがちですが、逃げることは必ずしも悪いことではありません。逃げ道がないと人間は生きていけないというだけではなくて、それによって出会えるはずもなかったものに出会ったり、新しいものを知るという積極的な意味がある。(野崎…

断絶

どのような言葉を発したとしても、発した本人にとって、そのときのその言葉が世界のすべてだったのかもしれませんが、発するだけではただの独り言になってしまうことがあるし、聞き手や受け手が言葉を発した者より大きな経験をしていることだってざらにある…

「アウラ」のない状態は最悪

ベンヤミンは「もの」を見て「もの」としか見えない、人間を見て人間としか見えない、つまり「アウラ」のない状態は最悪だと考えているわけです。つまり、人間を見て、人間の中に精神的なある種のオーラを感じ、そこからある働きかけを受け取るのが人間のあ…

四冊

図書館に行って、アゴタ・クリストフ『悪童日記』、辻原登『東京大学で世界文学を学ぶ』、同『東大で文学を学ぶ』、沼野充義『やっぱり世界は文学でできている』の四冊を借りてきた。沼野充義の本から読む。

進捗状況

先日図書館で借りてきた、ヴィクトーア・フォン・ヴァイツゼッカー『病いと人』(木村敏訳)を何ページか拾い読みしたけれど、相当にタフに感じられた。表紙がとてもかっこいい。ぼくの好きな、深いブルー(藍色)。細かい字の二段組みだから、なかなか読む…

山我哲雄

「山我哲雄」でアマゾンで検索してみたら、息が止まりそうになった。息をのんだ、と言ったほうがいいのかな。これは、重要な出会いなのかもしれない。

山我哲雄『キリスト教入門』

山我哲雄『キリスト教入門』を読み始めた。とてもおもしろい。読んでいて、そこに書かれてあることを、全部記憶したいと思う。こんな感覚は、とても久し振り。なんか、いままで遠回りをしていたみたいだな。いきなり独習で聖書に当ってみたところで、わかる…

読んだ

永井均『子どものための哲学対話』を読んだ。二時間くらいで読めた。ちょっと期待外れだったな。この手の本だったら、吉野源三郎『君たちはどう生きるか』のほうがはるかにいい。比較にならないくらい。 たぶん、永井均は自分には合っていない。彼には狂気が…

理解

「真に理解するということは、こちらの命をかけて向き合わぬと出来ない。自分の根っこをぐらつかせずに、他人を理解しようとするのは甘すぎる。」ということを、河合隼雄も言っているのだと。

人を助けること、偽善

ペネトレ:いや、こまっている人や苦しんでいる人を、やたらに助けちゃいけないよ。そのときかぎりの単純なこまりかたの場合ならいいよ。たとえばけがをしたとか、さいふを落としたとかね。でも、もっと深くて重い苦しみを味わっている人を助けるには、きみ…

図書館で五冊

図書館で、ヴィクトーア・フォン・ヴァイツゼッカー『病いと人』、永井均『子どものための哲学対話』、山我哲雄『キリスト教入門』、立花隆『生、死、神秘体験』、澁澤龍彦『黒魔術の手帖』を借りてきました。

378ページ

378ページまで読んだ。今日はここまで。一日で178ページも読んだのは久し振り。

334ページ

『1Q84』、334ページまで読んだ。

206ページ

『1Q84』、206ページまで読んだ。今日はここまでにしよう。

158ページ

村上春樹『1Q84』、book 1 の158ページまで読んだ。この小説を読むのは、今回で二回目。昨日読み始めたから、なかなかのペース。ぼくの場合、一日に100ページも読めれば上出来だから。

平野啓一郎

あと、さっき平野啓一郎の『日蝕』という小説も引っ張り出してきた。これも半分くらいまでしか読んでいないので、読み通したい。平野啓一郎の『葬送』という小説も、気になっていて、近いうちに読み通したいと思っている。

読み直したい

村上春樹『1Q84』の単行本三冊を引っ張り出してきた。一回しか読み通していないので、読み直したい。世間的にはこの小説はとても評判が悪いみたいだけど、自分はおもしろく読んだ。一回しか読んでないけど。なんで評判が悪いのか、自分はこの小説のどういう…

西田の遠く

西洋的発想は全体と個人を区別し、さらに個人と個人、自分と自分の精神までをも区別する。たとえば西洋的学問はこの赤いバラなら、この赤がなぜ美しいかを分析し、その秘密を暴き出すだろう。だが、バラの真の美しさをバラ自体を知らない人に教え、味わわせ…

高橋源一郎

高橋源一郎の『ゴーストバスターズ』という小説を引っ張り出してきた。これは未読。高橋源一郎は、わりと好きである。『さようなら、ギャングたち』は、素晴らしかった。現代日本の作家で興味があるのは、村上春樹と高橋源一郎の二人だけだな。平野啓一郎に…

商人

注意せよ、目立つような罪を犯さないように慎み、善人たらんことを切に願い、神の御誉れのために、断食や、不眠や、祈祷や、その他どんなことであろうと善行という善行はみなこれを積んでゆくといった人々も、もし彼らのそれをなす理由が、主がそれと引換え…

ベーメも残った

ベーメも残った。とりあえず、居間のパソコンの横には、ニーチェ、エックハルト、ベーメ、木村敏の五冊が残った。

高校生のための文章読本

先月、『高校生のための文章読本』が文庫化されたみたいだ(ちくま学芸文庫)。ぼくはこの本に高校二年のころに出会ったけど、重大な出会いだったな。人生を変えた本と言ってもいいかもしれない。この文庫版も、近いうちに買おう。高いから、いまは買えない…

入信はしない

ぼくは小説はそんなに読まない。村上春樹の小説はだいたい読んでいて、文庫本と単行本を合わせると、50冊くらいは持っている。四回以上読んだ小説もいくつかある。つまり、ぼくは村上春樹の小説だけはそれなりに熱心に読んできた。ちなみに、初めて「小説っ…

村上春樹、漱石全集

ハリー・ポッターを目当てにブックオフに行ってきたけれども、少し立ち読みしてみたら、ちょっと自分の思っていたのと違ったので、買うのはやめた。文章に格調がないというか、トールキンの『ホビットの冒険』のような文章を期待していたのだけど、全然違っ…

まんがで読破、罪と罰、こころ

ブックオフに行き、まんがで読破シリーズを探してみた。罪と罰、こころの二冊を買った。実は、罪と罰も上巻の半分くらいまでしか読んでいないし、こころも部分的にしか読んでいないので、通読はしたことがない。このまんがバージョンを読むことで、原作を読…

7000ページ

そして、『失われた時を求めて』は、ちくま文庫だと、全10巻あるらしい。1巻あたり700ページくらいだから、7000ページか。ほんとうに、なんか、数年計画になりそうだな。

眠れない、プルースト

まったくもって眠れないので、寝るのは諦めて、いまプルーストを拾い読みしている。文章自体は読みやすく、おもしろい。 さて、何時まで起きていようか。朝まで起きていると、ぼくの起きるべき時間、7時20分に起きられなくなる。となると、2時くらいに寝てし…

数年計画

まんがで読破の二冊を引っ張り出してくるついでに、プルースト『失われた時を求めて』(ちくま文庫)の一巻を引っ張り出してきた。この本も前々から読みたいと思っているのだけど、なかなか順番が回ってこない。なかなか一冊の本に向き合えないな。しかも、…

せぬときの坐禅

そうしてそのすべての外的なものを除いて現れるのが自己であるのだ つまりそれが「意識せずとも坐禅ができる」状態ってことですよね そう 個人本来の自然な姿――…真に自由な存在である自己となるのじゃ(『まんがで読破 西田幾多郎 禅の研究』、p84-85) せぬ…

まんがで読破シリーズ

ほんとうに人生を投げていれば、本を読むこともないだろう。自分の過去について、現在自分の置かれている事態について理解しようとすることもないだろう。実際、過去について、本を読んで理解したところで、現在が変わるわけではないから、意味がないんじゃ…

二人のさびしい男がいた

『ちくま日本文学 006 寺山修司』に、野球について書いてあった。ぼくは野球には興味を持ったことがないけれど、ちょっとおもしろいと思った部分があったので、下に引っ張る。 「二人のさびしい男がいた。 これが、ピッチャーとキャッチャーだ。二人は唖でも…

シュージ・テラヤーマ

内田樹の本を探しに、ブックオフに行ってきた。目当ての本はなかったけれど、寺山修司のちくま書房によるアンソロジーと、アウグスティヌスの『告白』(岩波文庫)の下巻が見つかったので、買ってきた。アウグスティヌスの『告白』は、下巻から読んでも問題…

ベーメ

『ベーメ小論集』から。 ベーメはあの大いなる幻視(ヴィジョン)の体験のあと沈黙を続け、静かに神を賛美し、神の光のうちに神と自然とともに敬虔な歩みを続ける。 その思想的努力は、神の本質を描き出すための激しいマグマのような衝動を働かせ続け、やが…

あかい花

結局、暇でなにもやることがないので、髪を切りに行ってきた。一時間待ちだったけど、待っているあいだ、ガルシンの「あかい花」という短編を読んだ。19世紀の精神病院の話。 静かな暖かいやみの夜であった。窓はあけ放してあって、星かげが黒々とした空にま…

ガルシン

ガルシンの短編集をアマゾンで買った。ガルシンも、統合失調症とされている。若くして自殺した。 いまは、ルソーの『エミール』を読み進めている。 今日は、とくになにもしていない。本も10ページくらいしか読んでいない。なんにもやる気が起きないんだけど…

語彙

知らない言葉について知ることは、新しい世界について知ることなのか。語彙の少ない人と、語彙の豊かな人とでは、どのように見えている世界が違うのか。語彙が少ないと、複雑で豊かなものごとを、自分の少ない語彙に当てはめるために、強引に単純化してしま…

図書館

図書館に行ってきた。吉本隆明『心的現象論序説』、『柄谷行人蓮実重彦全対話』、中井久夫『「伝える」ことと「伝わる」こと』を借りてきた。 中井久夫の横に木村敏の『分裂病の現象学』のちくま学芸文庫版があった。この文庫版は、2012年に出たもので、ぼく…

キリスト教神秘主義

『キリストにならいて』を、20ページほど読み進めた。ぼくはいまのところ、キリスト教神秘主義というものに興味がある。エックハルトの『神の慰めの書』を読んだら、『ベーメ小論集』を読みたい。その次は、アウグスティヌス『告白』かな。自分のいまのおも…

久し振りのフーコー、あと吉本隆明が気になる

ずいぶん前に途中まで読んで放置していた、フーコーの『狂気の歴史』を引っ張り出してきた。いま134ページ。二段組みなので、量があるけど、内容的にはそんなに難しくはないと思う。文章がとてもよくて、読んでいて心地いい。風格のある文章だ。ただ、量があ…

漱石

漱石が読み返したくなったので、『三四郎』を引っ張り出してきました。与次郎、広田先生に会いたくなってきた。この小説は、いまのところぼくにとっていちばん大切な小説の一つ。いままでに何回読み直してきたかわからない。初めて読んだのは、高校生のころ…