日記、本と音楽

統合失調症。普段の生活について書きます。

2009年5月19日(火) 0時38分

2009年5月19日(火) 0時38分
芸術家ってのはある種の闇を抱えているものだと思うけど、俺には闇と呼べるようなものはないんだよね(笑。ただの暗いだけの人間だから。自分の中に、重い何かがあるようには思えないし、「リアリティー」なんて欠片もないでしょ。それは周りから見てもそうなんだろうけど。深みとか、重みみたいなの、まったく感じられないでしょ、俺を見てても。いい悪いじゃないんだけど、俺は俺を自分で「透明だ」と思うわけよ。どろどろした部分が皆無なわけ。「愛憎」とかね、そういうところまでいかないしね。距離があるんだよ、世界と。というか、まず最初に「自分対世界」なわけよ。あまり情緒的ではないと思うのね。そういうところが、気に食わなかったりしてね。自分の透明な部分を受け入れることが出来ないでいることも多かったと思うけど。中性的というか、肌と肌との触れ合いを求めないような、自分の姿勢をね。どろどろとした部分というのは、俺にはないものだから。「結局は個個人が満足して生きられればいい」というように、お互いの生き方や生活を干渉すべきではないと思っているし。わがままな部分がないんだよ。「あなたがそうしたいのならそうすればいい」と言ってしまう。結局、他人は他人なんだ。だから、俺はどろどろとした部分に憧れていたんだろうけど。冷静でいられるということは、「他人は他人だ」なんて言っていられるうちは、まだ本当に人のことを愛したことがないんだって。本当にそう思うよ。まあ、俺の中には「激しさ」というのは皆無なんだよな。他人から見たらどうなんだろう。「他人に無関心な、孤独で学求的な人間」とか?芸術家肌とはとても言えそうにないな。でも他人に無関心なわけじゃないよ。「人間」に興味がある。というか、人間を愛したいのです。人間に対する愛を自分の内に感じていたいんだな。胸が暖かくなるんだ。知的好奇心が強いんだけどね。「美しいものを見たい」というね。そしてそれは人が人を愛することとか、そういう営みに関係していると思っているんだけど。