漱石

漱石が読み返したくなったので、『三四郎』を引っ張り出してきました。与次郎、広田先生に会いたくなってきた。この小説は、いまのところぼくにとっていちばん大切な小説の一つ。いままでに何回読み直してきたかわからない。初めて読んだのは、高校生のころ。活字を読むようになり、小説と言ったら、太宰、漱石だろ、ということで、『斜陽』、『人間失格』などとともに、『三四郎』を手に取った。ちなみに、たしか生まれていちばん最初に読んだ小説は、ヘミングウェイの『老人と海』だった。これも定番だな。高校二年のころだった。安部公房の『壁』はいつ読んだんだろう。

 

『三四郎』の文体が好き。ユーモアのある文章。いま読み直すと、予備校に通っていたのを思い出す。池袋の河合塾。池袋のジュンク堂書店に寄って、参考書なり小説なりを買っていたのを思い出す。

 

そうだ、漱石も自分にとって大切だ。漱石の小説を中心に読むのが大切なんじゃないか。漱石に専念する必要があるんじゃないか。