日記、本と音楽

統合失調症。普段の生活について書きます。

I was so much older then, I'm younger than that now

まんがで読破の「こころ」を、読み終えた。一時間ほどで読めた。さすがに漫画だと早いな。あらすじはわかったし、原作を読んでみたくなった。まんがで読破シリーズってのは、案外いいかもしれん。

 

次は、まんがで読破の「罪と罰」を読もうと思う。これは明日から。

 

久し振りに、青葉市子の歌を聴いている。ナイロン弦のクラシックギターの弾き語りってのは、めずらしいんじゃないだろうか。いまこれを聴いて、いまから半年くらい前の空気がよみがえってきた。音楽によって記憶が喚起される。こうした、音楽の「磁力」は、もうなくなっていたかと思っていた。音楽は、そのときそのときの空気をその磁力によって吸い寄せ、保存する。

 

青葉市子の歌は終わり、いまボブ・ディランマイ・バック・ページズ」。この曲は、ぼくが世界でいちばん好きな曲の一つ。crimson flames tied through my ears. rollin high and mighty traps.―

 

磁力は、まだ生きている。ごくかすかではあるが。しかし、いまから半年前は、音楽を聴いてかすかに心地いいと感じていた。いまは、そのころと比べると、快の感覚は弱い。ここ最近は、ビートルズの二枚目と四枚目をよく聴いている。二枚目とは、『ウィズ・ザ・ビートルズ』、四枚目は『ビートルズ・フォー・セール』。

 

孤独な闇をいつか照らすだろう

 

ビートルズのアルバムのなかでいちばんよく聴くのは、二枚目と四枚目なんだな。高校のときは、『ラバー・ソウル』、『リボルバー』、『ヘルプ』の三枚をよく聴いていたような覚えがある。中期ビートルズ。大学に入ってからは、

 

奇跡はいつでも誰にだって ほほえんでいるわ

 

うむ。『レット・イット・ビー』、『アビー・ロード』、『ホワイトアルバム』をよく聴いていた覚えがある。後期ビートルズ。また、ドラムを始めてからは、とにかく一枚目の『プリーズ・プリーズ・ミー』でのリンゴ・スターのドラムに驚愕していたな。あれこそ

 

光にあふれた世界をここに

 

スイングするドラムだと思ったし、とにかく音の選択のセンスがものすごいと思った。

 

それで、ここ最近は、ビートルズと言えば、二枚目、四枚目しか聴いていない。これらのアルバムは完璧だと思う。好きな曲ばっかりだけど、とくに「オール・マイ・ラヴィング」、「プリーズ・ミスター・ポストマン」が好きだ。

 

but I was so much older then, I'm younger than that now.