音楽

ジョン・マコーマックを聴いている。1910年から1920年の録音の選集。たぶん、ぼくが持っているCDのなかで、いちばん古い録音。「マイ・ワイルド・アイリッシュ・ローズ」とか、「はるかなティペラリー」とかが入っている。「マイ~」のほうは、キース・ジャレットの演奏を知っている人もいることだろう。ティペラリーの歌は、スヌーピーのアニメーションでも使われている。『スヌーピーの大冒険』では、スヌーピーのお別れ会で、みんなでこの曲を歌う。『スヌーピーとかぼちゃ大王』では、シュローダーがこの曲を弾くのに合わせて、スヌーピーはごきげんに踊る。

 

そういえば、さっきなんとなくケニー・バレルの「ミッドナイト・ブルー」という曲を聴いたけど、素晴らしかった。ジャズ・ギターと言ったら、ぼくはウェス・モンゴメリータル・ファーロウバーニー・ケッセルくらいしかまともに聴いていないけど、ケニー・バレルもブルージーで素晴らしいな。『ミッドナイト・ブルー』なんて、定番中の定番だけれども。この前テレビでかかっていたな。

 

いまトム・ハレルの「ローマン・ナイツ」という曲を聴いている。

 

続いてトミー・フラナガン『オーバーシーズ』。トニー・ベネット「ジョーンズ嬢に会ったかい」。この曲での人選がおもしろくて、ドラムはエルヴィン・ジョーンズ、ピアノがハービー・ハンコック、テナー・サックスがスタン・ゲッツ

 

続いて、ドナルド・バード『フュエゴ』。純然たるモダンジャズと言ったら、ぼくはまずこのアルバムをイメージする。ドナルド・バードバリトン・サックスのペッパー・アダムスとやっている『オフ・トゥー・ザ・レイセズ』もいい。ジャッキー・マクリーンは両方に参加しているんだよな。ジャッキー・マクリーンと言ったら、ドナルド・バードのサイドでやっているのと、マル・ウォルドロンの「レフト・アローン」で吹いているのくらいしかまともに聴いていない気がする。リーダー作もあまり聴いていないな。「レフト・アローン」での演奏は切り裂くような音の輪郭がとても素晴らしい。

 

いま、くそ久し振りにゲイリー・バートンの『ダスター』を聴いている。ラリー・コリエルのギターがフィーチャーされている。幻想的で、退廃的で、耽美的。ロイ・ヘインズのドラムも謎。ロイ・ヘインズで思い出したのは、アンドリュー・ヒル『ブラック・ファイア』。あのアルバムでのロイ・ヘインズのドラムはもうまったくわけがわからない。というか、あのアルバムはみんなわからない。ジョー・ヘンダーソンも謎だし、アンドリュー・ヒルのピアノも謎だし、みんなつかみどころがない。でも、そのつかみどころのなさがいい。

 

親がテレビで歌謡曲の番組を見ている。歌謡曲には刺激がない。未知性がない。スリルがない。ぼくは、スリルのある音楽、未知の音楽が好きだな。わかっている音楽を聴いてなんの意味があるの、という感じ。

 

いま、フレディー・ハバードの『オープン・セサミ』、「オール・オア・ナッシング・アット・オール」。

 

タル・ファーロウ「イエスタデイズ」、エディー・コスタのピアノソロ。