日記、本と音楽

統合失調症。普段の生活について書きます。

何者でもない

ぼくは一介の統合失調症患者であり、何者でもない。かつては、楽器の演奏にのめり込んでいたが、統合失調症になってからは、音楽がまったくわからなくなり、演奏もまったくできなくなった。自分にとってのとりえは、音楽を深く聴いていたことと、楽器を演奏できることだけだった。それらを失ったいまとなっては、自分にはなにも残っていない。

 

ぼくは非常に感覚的で、頭は悪かったし、言葉も知らなかった。感覚だけは、非常に鋭かった。統合失調症になってから、感覚も鈍くなり、知能もさらに低くなった。