ドラムスティック買った

新しい四月始まりの手帳を買った。いま使っている手帳とまったく同じレイアウトの手帳。表紙の色と材質が違うけど、中のレイアウトはほぼ同じ。

 

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楽器店でスティックも買った。スティックを買うのはいつ以来だろうか。たぶん最後にスティックを買ったのは、24歳のころだ。いま33歳だから、九年前。本当に初心を思い出すというか、中学生のときの感じを思い出す。ドラムのスティックに材質の違いがあるなんて知らなかった。昨日ネットでスティックの選び方を調べて初めて知った。ヒッコリー、オーク、メイプルの三種類あるのだと。知らなかった。当初買う予定だったパールの110HCというスティックは、実際に手に持ってみると太いと感じた。別のパールの7HCというやつのほうが普通の太さに感じられたから、それを買った。いまアマゾンで調べてみたら、この買った7HCというスティックは、細いスティックなのだと書いてあった。ビル・スチュワートモデルとほぼ同じ太さと長さのスティックとのことだった。ビル・スチュワートは結構好きなドラマーで、昔新宿のピットインにピアノトリオで来たときにライブを見に行った。よかった。

今回買ったスティックは、パールのヒッコリー材のとオーク材のスティックの二組。オーク材のスティックを見ていると、ぼくが中学生のとき、六歳年上の兄が(大学の軽音サークルでドラムをやっていた)、家でオーク材のスティックで枕をばしばし叩いていたのを思い出す。そうか、あのとき兄が使っていたのがオーク材のスティックだったのか、と昨日気づいた。兄は高校まで柔道をやっていたのだけど、なんで大学に入ったときにドラムを始めようと思ったのだろう?今度、そのことについて聞いてみよう。

兄が使っていたスティックは、握る部分が手垢で真っ黒になっていた。ずっとその光景を忘れていた。手垢で真っ黒になるほど、兄はスティックを持ってたくさん練習していたのだろう。ぼくは大学のときに半年くらいのあいだだけ、ドラムを必死に練習していたけど、スティックが手垢で真っ黒になったことなど一度もない。でも、兄がスティックを手垢で真っ黒にしていたこと、それはとても素晴らしいことなのだと思う。一つのことに真剣に打ち込む姿は、美しい。

 

ドラムといえば、ストロークがまともにできないこともずっとコンプレックスだったけど、レギュラーグリップがまったくできないことも、コンプレックスだった。ぼくはマッチドでしかできない。上で触れたビル・スチュワートはおもにマッチドで演奏しているし、レギュラーができないことは恥ずかしいことでもないのだと思うけど、でもレギュラーグリップでの演奏の視覚的な美しさに強く憧れるのも事実。ジャズドラムの教則本には、両方できたほうがいいことはいうまでもない、と書いてあった。

あと、チック・コリアの「スペイン」みたいな、いわゆるサンバキックを使う曲が演奏できないこと、これもずっと気がかりだ。できないことばかりだ。

ともあれ、スティックも買ったことだし、これから毎日練習パッドでストロークの練習をしようと思う。マッチドとレギュラー両方で練習する。レギュラーグリップにはとても憧れる。二つを使い分けられるといいと思う。ブライアン・ブレイドみたいに。

今日も、何度か自分の手の動きやモーションに味わいを感じるときがあった。喜びというのだろうか。時間の流れ方、感じ方が今までと違う。時間に厚み、幅が出てきたと感じる。気のせいだろうか、気のせいではない気がする。