哲学と宗教
ウィキペディアによると、エックハルトは、クザーヌス、ノヴァーリス、シェリング、ヘーゲル、ショーペンハウアー、ニーチェ、オットー、バタイユなどに影響を与えているとのこと。そうそうたる顔ぶれじゃないか。エックハルトは、マニアックというか、異端なんじゃないかと思っていたけど、そうでもないみたいだな。ぼくはエックハルトを、西田幾多郎、鈴木大拙、上田閑照、ユングなどの流れのなかで知った。
ところで、哲学と宗教って、境目があいまいな気がする。どう違うんだろう。たとえば、木村敏は哲学寄りではあっても、宗教寄りではないと思う。西田幾多郎も、宗教家ではなくて、哲学者だろう。一方で、鈴木大拙は、哲学者ではなくて、宗教家だろう。