日記、本と音楽

統合失調症。普段の生活について書きます。

宗教

2014年の時点では、世界の総人口の二人に一人は、三大一神教の信者であるとのこと。日本で暮らしていると、特定の宗教を信仰している人は胡散臭い人と見られがちだけど、なんらかの宗教を信仰しているということは、世界的規模で見れば当たり前のことなんだな。ぼく自身も、特定の宗派には属していない。けれども、宗教のことはずっと考えていたと思う。というか、自分にとって音楽は宗教であり、芸術であり、生活だと考えていた。

 

そういえば、いまふと思ったんだけど、ジャズ演奏家は宗教とどのように関わっていたのだろうか。ビル・エヴァンスをいま聴いているけど、ビル・エヴァンスはなんらかの宗教を信仰していたのだろうか。スコット・ラファロはどうか。キース・ジャレットはどうか。キースは、グルジェフの思想にのめり込んでいるとされている。チック・コリアは、若いころから、東洋思想に深い関心をもっていた。ハービー・ハンコックウェイン・ショーターは、創価学会員だ。ビートルズの四人も、インド哲学に関心をもっていた。ジョン・マクラフリンもインド思想に関心をもっていた。音楽家は、東洋思想寄りの人が多いような気がする。ぼく自身も、東洋思想にのめり込んでいた。ゲイリー・ピーコックも禅に深く関わっているみたい。ボブ・ディランはどうだったかな。

 

少なくとも、ぼくの周りには、東洋思想に関心をもっている人はいなかった。キリスト教者は何人かいたけど、禅や仏教に関心をもっている人はいなかった。