日記、本と音楽

統合失調症。普段の生活について書きます。

久し振りに日記

デイケアに通い始めてからもうすぐ一年が経つ。普段の生活の中で、虚しいと感じることが多い。

 

ここ何日か、本を久しぶりに読んでいる。

 

内科医の勧めもあって、体重を減らすために、三か月前くらいに散歩を始めた。最低でも一日に一時間は歩こうと意識している。何をしたいのかわからない、手持無沙汰な時には、散歩することにしている。でも散歩ばかりしていて、体調を崩したのか、頭痛と吐き気と動悸が目立つようになった。多い時で一日に三時間とか四時間とか歩いていたので、散歩の時間は一日に多くて一時間くらいにしておこうと思っている。

 

虚しいと感じることが多いのは、散歩を始めたことで、本を読む時間が減ったからだろうか。

 

何日か前から、カラマーゾフの兄弟の映画を見始めた。1968年製作のソ連の映画とのこと。三枚組で、二枚目の半分まで見た。

 

最近聴いた音楽では、マイルス・デイヴィスのラウンド・アバウト・ミッドナイト、ブラッド・メルドーのアートオブトリオ3が印象的だった。

 

本は相変わらず、カラマーゾフの兄弟を読んでいる。通読は五回目で、今ゾシマ長老の昔話の部分を読んでいる。この小説はゾシマ長老の昔話の「ロシアの僧侶」という篇が一番おもしろいと思っている。

 

大江健三郎の燃えあがる緑の木という本も並行して読んでいる。漱石の猫も読んでいる。後期の漱石も読んでみたい。

 

立ち止まって考える間もないくらいに、物事にぶつかることが自分には必要だと思った。今の気分としては、漱石の小説を読んでいきたい気持ち。猫とか三四郎を読み直すのではなく、まだ読んでいない虞美人草とか彼岸過迄とかを読んでみたい。