かばん、ニーチェとの出会い

昨日は立川に用があって、ある古着屋のようなところで(立川北口のロフトの上)、マンハッタン・ポーテージのかっこいいかばんを見つけたのですが、手持ちの金がなかったので、買えませんでした。なので、今日また立川まで行ってきて、その店に行ったのですが、もう売り切れていました。とても残念。ちなみに、ぼくは普段はアウトドアのリュックを使っています。

 

なので、ヤフオクで、似たようなのを探してみようと思います。

 

立川に行くあいだ、ベートーヴェンの第九(トスカニーニ、NBC)を聴いていました。もう年末だしね。

 

ところで、このはてなブログの使い方がまだよくわかりません。とりあえず、精神病理学的な記事を最初にぺたぺたと貼りつけたのですが、日常的な雑記も書いていいものなのか。それとも、精神病理学的な内容に特化するべきなのか。とはいえ、精神病理学的な内容と言っても、そんなに詳しくないので、ぽんぽん書けるわけではないのですが。それに、最近は精神病理学、心理学、宗教の本は読んでいないですね。興味がなくなったわけではないのですが、最近は全般的に読書にたいする意欲が落ちていますね。いちおう、いまは村上春樹の『遠い太鼓』というエッセイを読んでいるところです。先日、村上春樹小澤征爾小澤征爾さんと、音楽について話をする』(新潮文庫)という本を買いました。単行本で読んだことがあるのですが、この新潮文庫版で再読したいと思います。『ねじまき鳥クロニクル』も再読したいし、しばらくは村上春樹を中心に読むことになるかもしれません。

 

その一方で、フロイト精神分析学入門』、ルソー『エミール』といった本も気になっていて、居間のパソコンの横に積んでいます。ニーチェの『ツァラトゥストラ』も再読したいしなあ。

 

そういえば、内田樹は、「ニーチェの本は、40歳くらいになってから読むのがいい」というようなことを言っていました。それくらいの歳で読むと、「ニーチェも苦労していたんだなあ」というふうに感じられるのだと。でも、ぼくはニーチェをもっと早く読むべきだったと思っています。初めてニーチェを読んだのは、いまから二年前くらいです。27歳くらいのときだったと思います。『善悪の彼岸』(光文社文庫)という本です。かなり気に入りました。というよりも、全体的には理解できない箇所が多いんだけど、ところどころとても気になる箇所がある、という感じでした。それで、その次に『ツァラトゥストラ』(中公文庫)を読んだのですが、これもとても気に入りましたね。『善悪の彼岸』と、『ツァラトゥストラ』の二冊しか読んでいないわけなのですが、『ツァラトゥストラ』のほうが好きですね。20歳くらいのとき、つまりまだ統合失調症を発症する前に読んでおけば、もっと自分の置かれている状況を理解できただろうし、勇気づけられて、自分の生き方はこれでいいんだ、と思えたんじゃないかと思います。ニーチェは無意識の問題に取り組んでいた、ユングのいう「影」と対決していた人だと思いますが、ぼくもそうした問題に取り組んでいたので、こうした問題に直面しているのは自分ひとりではない、ということを知るという意味で、そのころにニーチェに出会っていればよかったのにな、と思います。40歳になってから読めばいいだなんて、とんでもない。ぼくは、20歳のときに出会っておきたかった。もっと前でもいいけど。

 

あと、ぼくはニーチェの『ツァラトゥストラ』というと、村上春樹のデビュー作『風の歌を聴け』という小説を想起しますね。この小説のなかの大事な局面で、『ツァラトゥストラ』のなかの一節が引用されているんですよ。『風の歌を聴け』はぼくにとって大事な小説なので、そういう関連でも、ぼくは『ツァラトゥストラ』に興味があるんです。ちなみに、その引用されている箇所というのは、「昼の光に、夜の闇の深さがわかるものか」という一節です。少し作者によって改変されていますが。ニーチェによる原文は、「夜は深い、昼が考えたよりも深い」というような感じだったと思います。夜というのは、無意識の世界、ディオニュソス的なもののことでしょうか。ユングが自身の統合失調症の発症の危機の時期を、「夜の航海」と呼んでいますね。また、村上春樹によると、スタン・ゲッツも、「ジャズというのはね、夜の音楽なんだ」と言っていたそうで、これも同じような意味でしょう。

 

ところで、ぼくは実は長文を書くのがとても苦手で、というかそもそも文章を書くこと自体、苦手なのですが、でも、苦手と言っているわりには、しばしば長文の記事を書いているような気がします。この記事も、すでに1900字ですし。

 

それにしても、このはてなブログ、記事を書くときに、動作がかなりもたつく。とてもストレスフルだ。記事の表示数が多すぎるんだろうか。1ページ5記事くらいにしたほうがいいのだろうか。キーを打ってから、反映されるまでに2秒くらいかかる。ちょっと、こんなんじゃ、使えないぞ。