日記、本と音楽

統合失調症。普段の生活について書きます。

近況、前向きな人生観

NHKラジオのテキスト「中高生の基礎英語in English」というのを書店で買ってみた。英語に関しては、これくらいのレベルの教材が自分には合っているのかも。並行して、Z会の「はじめる編 英作文のトレーニング」というのを読んでいる。

今日は山田晶アウグスティヌス講話』という本を少し読んだ。昔に読んで線を引っ張った部分を読み直した。道元との関連で、米一粒を洗うにしても細やかに洗うことで宇宙全体を洗っているのだということ、何を洗うかということにかかわりなく、われわれの手許にあり身近にあるものを一つ一つ真心をこめて丁寧に忠実にやってゆくということ、そういった日常的な行いを通して仏を現成しているというような話だった。

自分の手許にある物事に真心をこめて忠実に取り組むということ。ぼくは今精神科デイケアというところに通っていて、普通の労働はしていない。労働していないで遊び要素の強いことに取り組んでいる。遊びといっても自発的なものではなく、あてがわれて義務的にやっていることだから、純粋な意味での遊びではない。

つい最近、ドストエフスキー死の家の記録』に書いてある、囚人が桶に入った水を別の桶に移し、また元の桶に水を戻すという作業を続けることを強制されるという話を読んだ。それを続けていると発狂するとかそういう話だった。自分がデイケアに通っているのは、それに生きがいや楽しみを見いだせないという意味で、いくらか水の桶の話に近いのではないかと、一時は思った。

でも、今日山田晶の本の道元の話を読み、考えが変わった。自分の置かれた場所で、真心をこめ、身近にある物事に丁寧に忠実に取り組むしかないのだと思った。

音楽は、ここ数か月はハロウィンばかり聴いている。おもにダーク・ライド、マスター・オブ・ザ・リングス、タイム・オブ・ジ・オウス、守護神伝二章といったアルバムを聴いている。