日記、本と音楽

統合失調症。普段の生活について書きます。

2021-01-01から1年間の記事一覧

自分を大きく見せようとしないこと

このブログの過去の記事を少し見た。数年前の記事だけども、木村敏について感想を書いている記事。なんというか自分の頭の悪さを直視することができないから、木村敏の理論についての感想をブログに書くことで、自分は人並み以上の知力を持っているのだと言…

相変わらず、カラマーゾフの兄弟を読んでいる

相変わらず、カラマーゾフの兄弟を読んでいる。先日、罪と罰の最後のほうの場面を開いて読んだ。ラスコーリニコフが、結果が手段を正当化するのだ、ということを言っている場面。罪と罰もちゃんと読んでみたい。白痴は未だに読んでいない。あまり前に進んで…

ドストエフスキーが手がかり

最近本をまともに読んでいないけれども、本を読むんだったら文体が美しいと感じられる本を読みたいと思った。例えば、埴谷雄高の『死霊』とか。 いま米川正夫訳のドストエフスキー『悪霊』を開いた。やはりこれだと思った。文体が美しい。この小説については…

ドストエフスキー『未成年』、両極端の融和

ドストエフスキーの『未成年』を読み始めた。とてもいい。この小説は昔に上巻の半分くらいまで読んだことがある。訳者米川正夫による解題も、とてもいい。ぼくは米川正夫の文章が好き。とても美しい文章を書く人だと思う。ちょっと紹介する。旧字は勝手に改…

自分がどのような形で世界と関わりつながっているのか

最近は算数の勉強を中心にやっていた。本はほとんど読んでいない。何をして過ごしているのか、おぼろげにしか思い出せない。読書から離れていると自分がどんな物事に心を動かされるのか忘れていく。それこそ自己喪失みたいなもので、日々はぼんやりとしてい…

村上春樹再読

自分は村上春樹が好きなんじゃないか、という説が浮上してきたので、村上春樹を読み直してみたい。先日、騎士団長殺しを読んだ。通読は三回目だったと思う。おもしろく読めたし、全四巻を一週間で読めたから、退屈はしなかったのだと思う。これから羊をめぐ…

近況、キース・ジャレット、ドストエフスキーの馬

ここ最近、この三週間くらいか、算数の勉強を続けていた。生活の形の変化としては、普段音楽を聴くとき、以前はパソコンでiTunesを使って、小型スピーカーで聴くことが多かったのだけども、最近はspotifyを使うようになった。パソコンでspotifyを使って小型…

心の支え

小学校の勉強をやっている。なんでもいいから、前向きに取り組める物事があるのはいいことだ、と考えることもできる。 常に恐怖がある、自分は見当はずれな物事に時間を人生を費やしているのではないかという恐怖。何かに取り組み始めても、すぐにその恐怖が…

学校の勉強

前に自分が統合失調症なのかどうかはっきりとわかっていない、というようなことを書きましたが、少し前に主治医に病名について確認したところ、典型的な統合失調症であると考えてよいとのことでした。最近、自分の妄想について自覚できるようになりました。…

近況、村上春樹

前回の投稿からだいぶ日にちが開いてしまいました。 ここ最近はデイケアをしばらく休んでいました。ひと月ほど休んでいたのですが、やはり自分はどこかに通っていたほうが楽だということに気づきました。どこにも通わずに家で毎日過ごす生活は耐えられないと…

症状、薬に頼る必要がありそう

相変わらず、本は『カラマーゾフの兄弟』を読んでいる。今は米川正夫訳の岩波文庫版で読んでいる。第二巻の好きな部分を拾い読みしている。 この小説で好きな部分は第二巻に集中している。第五篇「Pro et Contra」、第六篇「ロシアの僧侶」。今、イワンの大…