日記、本と音楽

統合失調症。普段の生活について書きます。

震え

ジブリ映画『耳をすませば』を見てなにも感じなくなれば、それはもう自分の人生とは言えないだろう、と昔は思っていた。とても遠くに来たものだと思う。アイコの「カブトムシ」を聴いてなにも感じなくなれば、それももう自分の人生ではない、パット・メセニー・グループの「ザ・サーチ」を聴いてなにも感じなくなれば、それももう自分の人生ではない。自分はことごとく裏切られているのかな。大切だと思えるもの、いまの自分にあるのかな。心の震えが。これを忘れたくないというものが。