神を観ることについて

ぼくは昔、「もう一つの意志」をめぐって毎日を生活していたけど、この「もう一つの意志」というのは、ユング心理学でいう「影」なのだということを、統合失調症になったあとに知った。また、「もう一つの意志」をめぐって毎日を生活することは、「神を観ること」なのだということを、さっき知った。

 

「最上級のものもまたそれを索め尋ね、本性を越えて惹き行かれ、移し形像せられて唯一者を自己自身の中に観るにいたる。」(M・エックハルト『神の慰めの書』、講談社学術文庫、p152)

 

また、クザーヌス『神を観ることについて』という本が、岩波文庫で出ている。ちなみに、この本の訳者である八巻和彦先生の、哲学の授業を、ぼくは大学のころに受けたことがある。なので、この本を読んでいると、八巻先生の熱心にしゃべっている姿が、思い浮かぶ。途中までしか読んでいないので、これも読み通したい。

 

西田幾多郎の『善の研究』のなかで、エックハルト、ヤコブ・ベーメ、クザーヌスの名前を知った。エックハルトは、いま読んでいるけど、とてもおもしろい。クザーヌスは、とても難しい。ベーメは、読んだことない。図書館にも置いてないし、買おうにもプレミアがついていて、非常に高価なので、買えない。